村祭り
今日は河沢神社の村祭りであった。本来は、8月22日の予定が神官の急逝のため延期となっていたものである。
収穫を祈念する夏祭り、収穫を感謝する秋祭り。今年の河沢の祭りは、収穫を感謝する祭りになった。祭りには、春・夏・秋、そして冬祭りがあることを初めて知った。冬祭りは、秋祭りの持つ収穫祭的要素と春祭りが持つ祈年祭的要素の両方を併せ持つ祭りらしい。12月に行われる秩父の夜祭が冬祭りになるのであろう。
さて、河沢神社は、大正2年8月27日に上棟式が行われた旨の棟札が神社に掲げられている。国田城址にあった国田神社を移築したものと伝わっている。国田神社は、急逝された横田昌治氏の先々代に当たる横田源一氏が標高255mの山頂、国田村字城山(国田城址)に祀った神社である。
棟札に、手置帆負命(たおきほおいのみこと)と彦狭智理命(ひこさしりのみこと)とあるが、二神とも大工の祖神といわれている。いわれは、天照大神が天の岩屋に隠れた時、天御量(あまつみはかり)をもって木を伐り、瑞殿(みずのみあらか)という御殿を造営し、天児屋命(あめのこやねのみこと)らが祈りを捧げ、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を奏したところ、天照大神は岩屋を出て、この瑞殿に入られたという謂れがあるという。
今日は快晴、米山がコスモスをバックに映えていた。八幡橋の架替工事も吉川に残っている橋脚撤去工事の準備がはじまり、少しは動き出すようである。
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