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イノシシ対策について

 上越市の鳥獣の出没しにくい環境づくり事業のワークショップが7月21日の午後6時から8時まで河沢集落センターで行われた。河沢の住民11人が参加し、6月26日に行われた集落環境診断による課題と対策について話し合われた。上越市では、

  1. 金谷区 滝寺  

  2. 吉川区 河沢  

  3. 浦川原区 東俣  

  4. 清里区 青柳

 の4か所で取り組まれているという。指導は、長岡技術科学大学の山本 麻希准教授が代表を務める鳥獣害対策のコンサルティングを行う株式会社 うぃるこ である。

 「うぃるこ」の社員からイノシシに関する面白い話が聞くことができた。

イノシシの行動範囲は、2~3㎞で、定住ではなく点々としているらしい。発信機をつけて行動範囲を研究していないのかの問いには、「うぃるこ」の社員は、イノシシには首がなく、首輪状の発信機はつけられず、胴輪状のものは外してしまうという。今回うちの社長(山本准教授のことか)は、接着剤で発信機を取り付けてみたという話をしていた。毛が生え代わるまでとれない強力のものらしく成果を期待したい。

 視力は0.01程度であるが知能は犬並みにあり、箱穴に設置したカメラで観察すると、箱穴の前にくると上を見て下を見て左右を見て安全かどうか探るという。箱穴を危険なものと認識するのだろう。箱穴にかかるのはウリボウが多いが、母イノシシがウリボウで安全かどうか先に偵察させるのか、それともウリボウが我慢ができず箱穴に入ってしまうのか、どちらかどうか不明である。


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