68ジイジ
花立峠
今日は好天が予想されていたので、歴史と文化のまちづくり研究会で企画しようとしている地域活性のためのエコツーリズムで利用する古道を踏査してきた。
昭和30年頃まで、軽便鉄道に乗るために利用していたという国田から浦川原区の顕聖寺にまで通じていた花立峠の古道である。ツーリズムに利用するためには相当に手入れをしないと使えないことがわかった。
峠の頂上には二体の地蔵尊がひっそりと残っていた。一体は横倒しに落ちていた。ところどころ残雪が残っていたが歩くには支障がなかった。
花立峠から昔の郡界である稜線をたどり、もう一つの峠道、焼町峠を回り帰路についた。焼町峠の古道は元の郡界周辺あたりは確認できなかった。
少雪で温かく、カタクリと同時期に咲くというキクザキイチゲ(菊咲一華)が咲いているのを確認した。